京都大学-お知らせ/トピック　９月１４日

部局名	再生医科学研究所
名称	組織分化制御学研究部門
寄附者	住友電気工業株式会社
寄附金額	総額　２億円（分割納付）
設置日（設置期間）	平成１６年１０月１日（平成１６年１０月１日から平成２０年９月３０日）
担当教員	助教授相当　平井洋平助教授相当又は助手相当１名（公募　平成16年12月1日採用予定）
研究目的	近年の幹細胞の単離、また、維持と分化誘導技術の飛躍的な進展を受けて再生医療の実用化が強く期待されている。生体内では、機能細胞は互いに規則的に接着・連絡し合いながら高次の組織構造体を形成し、さらに相互に巧妙に機能調節を行っている。再生医療を実現するためには、細胞間相互作用を制御し細胞が有機的に繋がった組織構造体の形成を可能にする技術に関する研究を行う。
研究内容	上皮組織に作用して強力に組織構築を誘導しその形態を制御するエピモルフィンを用いた組織形態形成の機構解析・制御研究
研究課題	・エピモルフィンの作用機構の詳細を解析しその生物学的意味を探る。・細胞の組織化（形態分化）メカニズムを解析しその制御を試みる。・組織形態異常に起因する疾患のモデル作成を試みると共に、有効治療法の手がかりを探る。